VR釣り竿

#micro:bit ★micro:bitで作ってみよう!コンテスト2018

作品紹介

【作品概要】


 本作品はWebページからBluetoothによる通信を可能にするWebbluetoothという規格を使って、Webページとmicro:bitを接続し、micro:bitをWebVRのコントローラとして活用するものです。WebVRとはVRをWebブラウザ上に実現する機能で、最近、Android版Chromeでリリースされました。WebVRはブラウザ上で動作するため、アプリのインストールが不要というメリットがあります。

 今回はmicro:bitの加速度センサを使ってVR内の釣り竿を動かすコントローラを制作してみました。釣り竿の方向を動かすのに、当初micro:bitの地磁気センサを使って実装しましたが、安定した動きを取得することが困難であることがわかり、加速度センサのみでスムーズに釣り竿を動かすための様々な工夫を行いました。

 

【作品の背景】


 スマホVRは新しいデバイス購入することなく体験できるので、プロモーションイベントなどへの活用が期待できます。しかし、スマホをVRゴーグルに入れるとタッチ操作ができず不便です。そこで、micro:bitをリモコンとして活用したいと考えました。

 今回は分かりやすさを重視し、釣りゲームとしましたが、様々なVRに応用できます。

 

【使った材料、機材】


・ハコスコ等のスマホVRゴーグル(ハコスコは700円程度で入手可能ですが、160円のクリップ型ゴーグルも販売されています。100円ショップでレンズを購入してダンボールで自作も可能)

・アルミホイルの芯(ラップの芯でも可能)

・電池ボックス又は長めのUSBケーブル

・スマホ(Android 8.0.0, 7.1.1, 6.0.1では確認済み。iPhone不可)

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