堀川SUP 無線LEDイルミネーションシステム

#micro:bit ★たのしいmicro:bitコンテスト2019

作品紹介

作品概要

名古屋の街に夜の魅力(人々が集まり楽しく過ごす)を創るため、OPEN BETA LABは、「堀川SUP 無線LEDイルミネーションシステム」を作りました。陸からのコントローラーによる操作で、水上のSUPイルミネーションの色などを変えることができ、街と川をつなぐツールです。
5/10〜5/25に開催された堀川フラワーフェスティバルで実演しました。
※SUP:スタンドアップパドルボード


 

作品の解説

システム構成図

SUP2台とコントローラーで構成されています。
micro:bitの無線機能を使ってコントローラーでSUPの光のパターンをコントロールしています。

コントローラーのAボタンを押すとモードが切り替わります。
 モード0: テープLEDがレインボーに光って流れる
 モード1: 単色
 モード2: 単色で光が流れる
モード1またはモード2のとき、コントローラーのBボタンを押すと色が変化します。
 

使った材料、部材、機材など

micro:bit

コントローラー用に1台、SUP2台それぞれ1つの合計3つのmicro:bitを使用しています。
 

リングLED

ZIP Halo for the BBC micro:bit (Kitronik)
SUPにそれぞれ乗っているほか、コントローラーにも搭載して光るようになっています。
 

テープLED(amazon)

5mで3000円くらい。SUPそれぞれに2本ずつ乗っています。
micro:bitのNeopixelライブラリで動作させていますが、問題が2つ。
・電源が12Vのため、micro:bitからの3.3V電源で動作しない
 →3.3Vの信号を12Vにするレベル変換回路を追加して対応しました。
・青と緑が逆になる
 →なぜか青と緑が逆になってしまいました。micro:bitのプログラム側で、HSLのH(色相)を逆転させることで対応しています。

hueはリングLEDの色相、hue_tapeはテープLEDの色相です。hue_tape = 360 - hue とすることで色相を逆転させています。
 

電源

12V出力ができるモバイルバッテリーを搭載しています。

 

実験の様子



 

プログラム

「プログラミング作品のURL」には1つしか添付できなかったので、コントローラー側も一応アドレスを公開します。
SUP側プログラム https://makecode.microbit.org/_hRpF9ghyTiUo
コントローラー側プログラム https://makecode.microbit.org/_hoYT2m9ywPKd

今後のアイデア

micro:bitの無線電波強度を使って、SUP2台が近づいたら色を同期させたり、護岸のイルミネーションも変化させるなど、インタラクティブな要素を入れていきたいと考えています。

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